太陽電気鉄道 山岡線 | |
全線開業日 | 2008年(昭和33年)06月01日 |
安全装置 | T-ATS(太電式自動列車停止装置) |
閉塞装置 |
自動閉塞式 |
営業距離 | 270km |
軌間 | 1,067mm(狭軌) |
電圧 | 直流電化架線方式 1500V |
管轄支社 | 中国支社(中国管理局) |
運行指令 | 太陽電鉄岡山運行指令センター |
運行システム |
TNTOS-Cyugoku Okayama |
主な運行車両 |
Y5000系、Y5500系、E3500系 |
沿線車両基地 |
岡山検車区(岡山駅付近) 広島車庫(広島駅付近) 山口検車区(新山口駅付近) |
他社直通運転 | 平和文化鉄道(臨時便のみ) |
太陽北海鉄道によって北海道進出を果たした太電が次にターゲットとしたのは、九州・四国であった。
四国へは大四鉄道を開通させ、淡路島を経由し乗り入れを果たす。
一方、九州へは、太陽電鉄本体が直接乗り入れることとなり、その結果、姫岡線・山岡線・小倉線が建設され、九州への足がかりとされた。
太陽電鉄幹部の目は九州に向いており、通過地点となる中国地区は当初見向きもされなかった。それゆえ、特急の利便性は高かったが、普通列車は原則として三大都市圏のお下がりのみが低頻度で運行され、決して評価は高くなかった。
しかし、山岡線開業から2年が経った頃、九州進出が一段落したことで、中央機関の中国地区への関心が高まり、輸送体系が見直されていく。
車両は三大圏のお下がりから新型車へ急速に置き換えられ、大半がプレハブだった駅舎もリニューアル工事が行われ、美しい常設駅舎へと生まれ変わった。
2013年に就任した新支社長・後藤新平氏のもと、引き続けて改革が進められ、翌年には新たな特急列車「さぎひめ」「しおじ」が誕生。合わせて、普通列車の種別体制が一新された。
山岡線は現在も目下進化中である。
2003年07月24日|太陽電気鉄道岡山口線(仮)着工
2008年06月01日|太陽電気鉄道山岡線全線開業
2008年06月27日|寝台特急「東海横断」が運行を開始
2013年04月15日|寝台特急「くにさき」が運行を開始
2014年06月15日|特急「さぎひめ」、「しおじ」運行開始
2015年04月01日|準急廃止
各駅停車 Local
各駅に停車する列車。
快速 Rapid
岡山、岡山ドーム前、山田グリーンパーク、新早島、太電倉敷、太電東福山、福山、三原、新西条、広島天神川、広島、広島~新山口各駅に停車する列車。
急行 Express
岡山、岡山ドーム、新早島、福山、新西条、広島、西広島、廿日市市原、大竹市、岩国城、大黒川、下松市、周南市、周南戸田、防府市、新山口に停車する列車。
一部列車は、太電倉敷、三原、広島天神川、広島本川町、おおの自然観察の森、周南市野球場、防府仲西に停車する。
特急「さぎひめ」 INTERCITY「SAGIHIME」
岡山、新早島、福山、三原、新西条、広島天神川、広島に停車する有料列車。
岡山から先、姫岡線・神石路線に直通する。
特急「しおじ」 INTERCITY「SHIOJI」
広島、広島本川町、西広島、大野市、下松市、新山口に停車する有料列車。
新山口から先、小倉線に直通する。