地下鉄形車両

S番台の形式は、名古屋地下鉄管理局用の車両が名乗る番台です。

地下鉄管理局の車両は、車両長16mで統一されており、車両も全路線共通で使用している。

 


1958年(昭和33年)、名古屋高速度交通東山線開業に伴い、ソビエト連邦・ムィティーシチ車両製作工場(後のメトロワゴンマーシュ)で製造され、導入されたのが本形式 S10系電車である。

本形式は、ムィティーシチ車両製作工場で設計・製造された地下鉄車両「タイプД」をベースとした日本仕様の車両で、1959年(昭和34年)からは太陽重工業(当時の太陽車輌製造)でライセンス製造が開始され、2次車以降は太陽重工業製となっている。

 

S10系電車 概要

営業最高速度 110 km/h(70 mph)
設計最高速度 110 km/h(70 mph)
起動加速度 3.2 km/h/s
常用減速度 4.0 km/h/s
非常減速度 5.0 km/h/s
車両定員

先頭車:93名(座席定員 29名)

中間車:104名(座席定員 33名)

最大寸法 長15,580×幅2,510×高3,480 mm
車体材質 普通鋼
車両質量

先頭電動車 **.* t

中間電動車 **.* t

中間付随車 **.* t

軌間 1,067 mm(狭軌)
電気方式

直流架線電化方式 1,500V

直流第三軌条方式  750V

主電動機 直流直巻電動機
駆動装置 WNドライブ
制御装置 抵抗制御
制動装置 発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキ
保安装置

T-ATS、T-ATC など

製造年 1958年(昭和33年)~1965年(昭和40年)
運用年 1958年(昭和33年)~ 現役
製造メーカー

Метровагонмаш(メトロワゴンマーシュ)

太陽車輌製造

配備地域 地下鉄管理局

 

 



S10系電車 概要

営業最高速度 110 km/h(70 mph)
設計最高速度 110 km/h(70 mph)
起動加速度 3.2 km/h/s
常用減速度 4.0 km/h/s
非常減速度 5.0 km/h/s
車両定員

先頭車:97名(座席定員 31名)

中間車:106名(座席定員 37名)

最大寸法 長15,580×幅2,510×高3,480 mm
車体材質 ステンレス
車両質量

先頭電動車 **.* t

中間電動車 **.* t

中間付随車 **.* t

軌間 1,067 mm(狭軌)
電気方式

直流架線電化方式 1,500V

直流第三軌条方式  750V

主電動機 直流直巻電動機
駆動装置 WNドライブ
制御装置 抵抗制御
制動装置 発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキ
保安装置

T-ATS、T-ATC など

製造年 1969年(昭和44年)~1976年(昭和51年)
運用年 1969年(昭和44年)~ 現役
製造メーカー

東急車輛製造

太陽重工業

配備地域 地下鉄管理局

 

 



S10系電車 概要

営業最高速度 110 km/h(70 mph)
設計最高速度 110 km/h(70 mph)
起動加速度 3.2 km/h/s
常用減速度 4.0 km/h/s
非常減速度 5.0 km/h/s
車両定員

先頭車:97名(座席定員 31名)

中間車:106名(座席定員 37名)

最大寸法 長15,580×幅2,510×高3,480 mm
車体材質 ステンレス
車両質量

先頭電動車 **.* t

中間電動車 **.* t

中間付随車 **.* t

軌間 1,067 mm(狭軌)
電気方式

直流架線電化方式 1,500V

直流第三軌条方式  750V

主電動機 直流直巻電動機
駆動装置 WNドライブ
制御装置 界磁チョッパ制御
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ
保安装置

T-ATS、T-ATC など

製造年 1986年(昭和61年)~1991年(平成3年)
運用年 1986年(昭和61年)~ 現役
製造メーカー

太陽重工業

日本車輌製造

配備地域

地下鉄管理局

 

 



S10系電車 概要

営業最高速度 110 km/h(70 mph)
設計最高速度 110 km/h(70 mph)
起動加速度 3.2 km/h/s
常用減速度 4.0 km/h/s
非常減速度 5.0 km/h/s
車両定員

先頭車:97名(座席定員 31名)

中間車:106名(座席定員 37名)

最大寸法 長15,580×幅2,510×高3,480 mm
車体材質 普通鋼
車両質量

先頭電動車 **.* t

中間電動車 **.* t

中間付随車 **.* t

軌間 1,067 mm(狭軌)
電気方式

直流架線電化方式 1,500V

直流第三軌条方式  750V

主電動機 かご形三相誘導電動機
駆動装置 WNドライブ
制御装置 VVVFインバータ制御(GTOサイリスタ素子)
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ
保安装置

T-ATS、T-ATC など

製造年 1999年(平成11年)~2004年(平成16年)
運用年 1999年(平成11年)~ 現役
製造メーカー

太陽重工業

配備地域 地下鉄管理局

 

 



登場から50年以上経過していた旧型のS10系電車を置き換える事を目的に日立製作所で製造され、2015年(平成27年)に導入されたのが本形式である。

当初、地下鉄管理局はS10系の置き換えをS16系の増備で賄う予定であったが、車両の火災や事故の対策に関する省令などが改正され、急遽 新型形式の設計が必要となった。本形式はT1800系をベースに設計され、地下鉄管理局としては異例の加速度を誇るが試作要素が多く、導入から営業運転開始まで半年を要した。従来の車両とは異なる仕様変更が多々あったためか、現場からは不評・不満の声が多く寄せられた。また不具合も多く、地下鉄管理局はS18系電車の量産を断念した。この決定によりS18系はたった1本8両しか居ない貴重な形式となった。

車体はダブルスキン構造(A-train)を採用したアルミニウム合金製で、ベースとなったT1800系電車とは異なり前面は非常扉を助士側に寄せた非対称形である。今までの地下鉄管理局の車両は側面に路線系統表示機が設置されていたが、本形式では行先表示器を大型化し、路線系統表示機を廃止した。

車内はS16系電車と同様に片持式ロングシートが採用された。本形式では座席端部の袖仕切りが大型化され、座席の間に二本の手すりが設置されているほか、一部のつり革が従来よりも低い位置に設置されている。

旅客用扉上部には車内案内表示装置が設置されており、地下鉄管理局としては初の17インチ液晶ディスプレイが採用された。

騒音低減を目的として、主電動機には東芝製全閉自冷式永久磁石同期電動機 (PMSM) を採用している。制御装置はIGBT素子を用いた2レベル方式のVVVFインバータ制御装置である。これにより抵抗制御車のS15系電車に比べて約50%ほど消費電力を削減している。補助電源装置はスイッチング素子にハイブリッドSiCインバータを用いた高効率の装置を両先頭車に搭載している。出力が異なる装置を各車2台搭載し、1台停止してもサービス維持のために必要な電力を供給できるように受給電装置を設置している。

 

S10系電車 概要

営業最高速度 110 km/h(70 mph)
設計最高速度 110 km/h(70 mph)
起動加速度 4.5 km/h/s
常用減速度 4.0 km/h/s
非常減速度 5.0 km/h/s
車両定員

先頭車:97名(座席定員 31名)

中間車:106名(座席定員 37名)

最大寸法 長15,580×幅2,510×高3,480 mm
車体材質 アルミニウム合金
車両質量

先頭電動車 **.* t

中間電動車 **.* t

中間付随車 **.* t

軌間 1,067 mm(狭軌)
電気方式

直流架線電化方式 1,500V

直流第三軌条方式  750V

主電動機 永久磁石同期電動機
駆動装置 TD平行カルダン駆動方式
制御装置 IGBT-VVVFインバータ制御
制動装置

回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ

直通予備ブレーキ

保安装置

T-ATS、T-ATC など

製造年 2015年(平成27年)
運用年 2015年(平成27年)~ 現役
製造メーカー

日立製作所

配備地域 地下鉄管理局

 

 



S10系電車 概要

営業最高速度 110 km/h(70 mph)
設計最高速度 110 km/h(70 mph)
起動加速度 3.2 km/h/s
常用減速度 4.0 km/h/s
非常減速度 5.0 km/h/s
車両定員

先頭車:97名(座席定員 31名)

中間車:106名(座席定員 37名)

最大寸法 長15,580×幅2,510×高3,480 mm
車体材質 普通鋼
車両質量

先頭電動車 **.* t

中間電動車 **.* t

中間付随車 **.* t

軌間 1,067 mm(狭軌)
電気方式

直流架線電化方式 1,500V

直流第三軌条方式  750V

主電動機 永久磁石同期電動機
駆動装置 WNドライブ
制御装置 IGBT-VVVFインバータ制御
制動装置

回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ

直通予備ブレーキ

保安装置

T-ATS、T-ATC など

製造年 2017年(平成29年)~
運用年 2017年(平成29年)~ 現役
製造メーカー

太陽重工業

日立製作所

配備地域 地下鉄管理局

 

 



概要

名古屋高速度鉄道第5号線(桜通線)丸の内~四軒家間が開業した1975年(昭和50年)から京名電鉄との相互直通運転が開始された1988年(昭和63年)にかけて製造された。

桜通線は、路線建設計画時から京名電鉄との相互直通運転を前提としていたため、他のSOLAMとは規格が異なる標準軌 18m級車両となっている。

車体は台枠と骨組を普通鋼製、外板をステンレス製としたセミステンレス構造で、それまで車両長15,580×幅2,510×高3,480 mmが車両の標準寸法となっていたSOLAM(当時の名古屋高速度交通)にとっては初の大型車となった。

また本形式は、SOLAM(当時の名古屋高速度交通)では初めてとなる冷房装置が導入された。

 

桜通線車両の所属は「名港工場」だが、実際に桜通線の車両が名港工場に入ることは規格の違いから出来ず、定期保守(月検査・重要部検査・全般検査)は直通先である京名電鉄へ全面委託されている。

 

 

改造

1988年(昭和63年)

【6両化工事】

京名電鉄への相互直通運転開始に伴い4両編成から6両編成へ組成変更と中間車化改造を実施

 

2012年(平成24年)

【省令対応改造及び塗装変更】

省令対応改造とSOLAM塗装への変更を実施

 

 

営業区間

桜通線:名古屋~瀬戸口(全線)

京名本線:名古屋~中里

京名伊勢線:中里~新松阪

京名大垣線:佐野~大垣

 

 

S50系電車 概要

営業最高速度 120 km/h
設計最高速度 120 km/h
起動加速度 3.0 km/h/s
常用減速度 3.5 km/h/s
非常減速度

4.5 km/h/s

車両定員 ***名
最大寸法 長18,000×幅2,730×高3,880 mm
車体材質 セミステンレス
車両質量

先頭電動車 **.* t

中間電動車 **.* t

中間付随車 **.* t

軌間 1,435 mm(標準軌)
電気方式

直流架線電化方式 1,500V

主電動機 直流直巻電動機
駆動装置 WNドライブ
制御装置

電機子チョッパ制御

→IGBT-VVVFインバータ制御

制動装置

回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ

直通予備ブレーキ

保安装置

T-ATS、T-ATC など

製造年 1975年(昭和50年)~1988年(昭和63年)
運用年 1975年(昭和50年)~ 現役
製造メーカー

太陽重工業

配備地域 地下鉄管理局桜通線

 

【関連サイト】

→相互直通運転:京名電鉄

 



概要

運行本数の増加とS50系老朽化に伴い2013年(平成25年)に導入された。本形式は、技術の進歩や社会のニーズに対応し、火災や事故の対策に関する省令などが改正されたことを反映した設計となっている。

車体は、地下鉄管理局としては初めて日車式ブロック工法(日車式SUSブロック構体)を採用。S50系同様、京名電鉄に合わせた車両規格となっている。

 

桜通線車両の所属は「名港工場」だが、実際に桜通線の車両が名港工場に入ることは規格の違いから出来ず、定期保守(月検査・重要部検査・全般検査)は直通先である京名電鉄へ全面委託されている。

 

営業区間

桜通線:名古屋~瀬戸口(全線)

京名本線:名古屋~中里

京名伊勢線:中里~新松阪

京名大垣線:佐野~大垣

 

 

S52系電車 概要

営業最高速度 120 km/h
設計最高速度 120 km/h
起動加速度 3.0 km/h/s
常用減速度 4.0 km/h/s
非常減速度 5.0 km/h/s
車両定員

***名

最大寸法 長18,000×幅2,730×高3,880 mm
車体材質 オールステンレス
車両質量

先頭電動車 **.* t

中間電動車 **.* t

中間付随車 **.* t

軌間 1,435 mm(標準軌)
電気方式

直流架線電化方式 1,500V

主電動機 永久磁石同期電動機
駆動装置 WNドライブ
制御装置 IGBT-VVVFインバータ制御
制動装置

回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ

直通予備ブレーキ

保安装置

T-ATS、T-ATC など

製造年 2013年(平成25年)~
運用年 2013年(平成25年)~ 現役
製造メーカー

日本車輌製造

配備地域 地下鉄管理局桜通線

 

【関連サイト】

→相互直通運転:京名電鉄