太陽電気鉄道80系電車は、太電史上最も多く同一形式で製造された車両です。
80系電車は、「統一された設計」を観念に、本州・九州のあらゆる地域でもこの80系が運用出来るよう設計されています。
その製造数とバリエーションの多さで太電を代表する形式となっています。
一口に80系と言っても様々な区分と種類があります。
形式 | 記号 | 集電 | 種類 | |
80系電車
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デハ800形 | Mc | - | 通勤形直流電車 |
デハ802形 | Mc | 両 | ||
デハ804形 | Mc | 片 | ||
デハ810形 | M | - | ||
デハ812形 | M | 両 | ||
サハ820形 | Tc | - | ||
サハ822形 | T | - | ||
元50形 80系電車9番台 |
デハ809形 | Mc | 片 | |
デハ818形 | M | - | ||
デハ819形 | M | 片 | ||
サハ828形 | Tc | - | ||
サハ829形 | T | - | ||
84系電車 | デハ840形 | Mc | - | 近郊形直流電車 |
デハ842形 | Mc | 両 | ||
デハ844形 | Mc | 片 | ||
デハ850形 | M | - | ||
デハ852形 | M | 両 | ||
サハ860形 | Tc | - | ||
サハ862形 | T | - | ||
88系電車
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デハ880形 |
Mc | - | 急行形直流電車 |
デハ882形 | Mc | 両 | ||
デハ884形 | Mc | 片 | ||
デハ886形 | M | - | ||
デハ888形 |
M | 両 | ||
サハ890形 | T | - | ||
90系電車 | デハ900形 | Mc | - | 近郊形交流電車 |
デハ902形 | Mc | 片 | ||
デハ910形 | M | - | ||
デハ912形 | M | 片 | ||
サハ920形 | Tc | - | ||
サハ922形 | T | - |
1971年(昭和46年)に太陽重工業初のオールステンレス車体の試作車両として登場。
登場した当時はアメリカ・バッド社の特許の関係で、日本国内では東急車輛製造(現 総合車両製作所)以外のメーカーではオールステンレスカーの製造は不可能であったが、太陽重工業では東急車輛製造とは異なる方法を特許に抵触しない範囲で採用することによってオールステンレス車の製造を行うことができた。
東急車輛製造以外の手によるオールステンレス車は、1979年(昭和54年)に近畿車輛の近畿日本鉄道3000系が登場するまで国内唯一の存在であった。
1991年(平成3年)に更新工事がされ、成田空港連絡鉄道の車両として再登場した。
車両管理業務は、太陽電気鉄道成田検車区に委託されていた。
新型車両NR100系の登場に伴い2006年(平成18年)に除籍となった。車両の一部は現在も太陽電気鉄道成田検車区で保存されている。
試製71年式80系電車 概要 |
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営業最高速度 | 120 km/h |
設計最高速度 | 120 km/h |
起動加速度 | 2.5 km/h/s |
常用減速度 | 3.5 km/h/s |
非常減速度 | 4.5 km/h/s |
車両定員 |
電動先頭車:140名(48席) |
最大寸法 | 長20,000 × 幅2,850 × 高3,980 mm |
車両材質 |
ステンレス |
車両質量 |
先頭電動車 41 t |
軌間 | 1,067 mm(狭軌) |
電気方式 |
直流架線電化方式 1,500V |
主電動機 | 直流直巻電動機 |
駆動装置 | 中空軸平行カルダン駆動方式 |
制御装置 | 電機子チョッパ制御 |
制動装置 | 回生ブレーキ併用電磁直通ブレーキ |
保安装置 |
T-ATS、T-ATC |
製造年 | 1971年(昭和46年) |
運用年 |
1971年(昭和46年)~2006年(平成18年) |
製造メーカー | 太陽重工業 |
配備地域 |
関東管理局→ 1991年~ 成田空港連絡鉄道 |
デハ50形(モハ72形)電車 概要 |
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営業最高速度 | 95 km/h |
設計最高速度 | 95 km/h |
起動加速度 | 2.4 km/h/s |
常用減速度 | 3.5 km/h/s |
非常減速度 | 4.0 km/h/s |
車両定員 |
電動先頭車:140名(48席) |
最大寸法 | 長20,000 × 幅2,850 × 高4,215 mm |
車両質量 |
先頭電動車 41 t |
軌間 | 1,067 mm(狭軌) |
電気方式 |
直流架線電化方式 1,500V |
主電動機 | 直流直巻電動機 |
駆動装置 | 吊り掛け駆動方式 |
制御装置 | 油圧カム軸式抵抗制御 |
制動装置 | 電磁自動空気ブレーキ |
保安装置 |
T-ATS |
製造年 | 1952年(昭和27年)~1954年(昭和29年) |
運用年 |
1952年(昭和27年)~1986年(昭和61年) |
製造メーカー | 日本車輌製造、太陽重工業 |
配備地域 | 関東管理局 |
デハ50形アコモデーション改善車の内、床下更新工事を受けた車両は、80系に改番された。
デハ80500形電車 概要 |
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営業最高速度 | 95 km/h |
設計最高速度 | 95 km/h |
起動加速度 | 2.4 km/h/s |
常用減速度 | 3.5 km/h/s |
非常減速度 | 4.0 km/h/s |
車両定員 |
電動先頭車:140名(48席) |
最大寸法 | 長20,000 × 幅2,850 × 高4,215 mm |
車両質量 |
先頭電動車 41 t |
軌間 | 1,067 mm(狭軌) |
電気方式 |
直流架線電化方式 1,500V |
主電動機 | 直流直巻電動機 |
駆動装置 | 吊り掛け駆動方式 |
制御装置 | 油圧カム軸式抵抗制御 |
制動装置 | 電磁自動空気ブレーキ |
保安装置 |
T-ATS |
製造年 | 1952年(昭和27年)~1954年(昭和29年) |
運用年 |
1952年(昭和27年)~1986年(昭和61年) |
製造メーカー | 日本車輌製造、太陽重工業 |
配備地域 | 関東管理局 |